知覚過敏は自分で治せる?
皆様こんにちは。
歯科医師の橋本です。
最近は花粉が飛び始め、梅や桜が咲き始めたりと四季の移り変わりの時期ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は知覚過敏について簡単にお話しようと思います。
水やアイスクリームなど冷たい物の飲食時や、歯磨き時に一過性の痛みが走ることはありませんか。
それはもしかしたら知覚過敏かもしれません。
知覚過敏の原理は割愛しますが、動水力学説という説が最も有力です。
知覚過敏の原因は多種多様ですが、なりやすい人の特徴は主に3つあります。
①ブラッシング時に強圧で磨く。又は固い歯ブラシで磨いている
②酸の摂取量が多い
③研磨剤の配合量が多い歯磨き粉を使っている
結論から言えば、この3つに気をつければ知覚過敏はある程度改善できます!
ここからはこの3点についてもう少し深堀しますね。
①ブラッシング時に強圧で磨く。又は固い歯ブラシで磨いている。
まず、1番大事なのは歯肉退縮をつくらないことです!
歯肉退縮は知覚過敏を引き起こす大きな原因です。退縮の主な原因は歯周病ですが、歯周病でない健康な歯肉の方も自分のブラシ圧やブラシの固さ、毛の形、当て方などが原因で歯肉は下がってしまいます。
まずは、歯医者さんで歯周病チェックをしてもらい、同時に磨き方と今使っている歯ブラシが自分に合っているのかをチェックしてもらいましょう!!
②酸の摂取量が多い
この話を知らない歯医者さんや衛生士さんも多いかもしれません。
酸の過剰摂取は歯の表面を溶かし表面を露出させ、歯の菲薄化を招きます。
さらにブラシや歯ぎしりなどで歯が削れやすくなってしまいます。
酸と聞くとレモンや梅干し、お酢が真っ先に浮かびますが、レモン以外のフルーツはもちろん、フレーバーウォーターやフレーバーティー、ゼリーやスポーツドリンク、栄養ドリンクでも歯は溶けてしまいます。
もし、フルーツを摂取する習慣がある方はヨーグルトに入れて食べてください!歯が溶けるのを軽減できます!
お酒が好きな方はビールかウイスキー、レモンなしのハイボール、日本酒がおすすめです!
ただし、日本酒は糖が入っていますので虫歯の原因になってしまいます。最後に歯磨きを忘れずに!
他にも逆流性食道炎等の内科的疾患が原因の場合もありますが、大半は日頃の飲食物です。
そして、酸を取っている人の歯には特徴があり、お口の中を見ればほぼわかります。
それにも関わらず、この話をすると自分は大丈夫、酸に心あたりはないと言ってくる患者さんが大半です。
食事の見直しで知覚過敏が大きく改善するかもしれません。
③研磨剤の配合量が多い歯磨き粉を使っている
みなさん、着色が気になったり、歯を白くしたいからといってホワイトニング!歯を白くする!!という歯磨き粉使っていませんか?
また、知覚過敏用の歯磨き粉を浸透させたいからと必要以上にガシガシ塗り込んでいませんか?
あと知覚過敏患者さんに多いのは海外製の歯磨き粉の使用です。
実は、これらの行為は知覚過敏を改善させるどころか、知覚過敏を引き起こす原因、または悪化させる原因になってしまいます。
研磨剤の多く入った歯磨き粉の過度な使用は酸と同じく、歯の表面を露出させ、菲薄化を招き、知覚過敏に繋がります。
知覚過敏に悩んでいる方は、研磨剤無配合の物に変えるのも1つの手です!
このような歯磨き粉が悪いわけではありません。
歯を白くする系の歯磨き粉は知覚過敏に悩んでいる患者さんとは相性が良くないというだけです。
研磨剤無配合を使用し続けると、歯の着色が目立ってきてしまいます。
この場合は研磨剤入りを使用してもらって構わないです。
ただ、やっぱり着色は歯医者さんで落としてもらいましょう!!
これが1番白く、きれいになる方法です!
すごく簡単な説明ですが、いかがだったでしょうか。
知覚過敏に悩んでいる方の助けの1つになったら幸いです。
もっと詳しい話を聞きたい!知覚過敏改善したい!
歯医者さんで薬塗ってもらったのに改善しない等のお悩みの方
是非、塚原デンタルクリニックでお待ちしております。





